初冬に行方不明の旅に出る若スズメの群れ


 生後間もなく幼鳥だけで群れ生活し、初冬に飢えと寒さを知り、(死の旅とも言われている)行方不明の旅に出る若いスズメの群れ飛行は、 不規則・不一致で、安定性・制御性に欠け(落ち着きがなく)、成り行き任せの感じがします。 その表情や動作を彫刻で表現することは興味ある 難しい問題です。


2013年11月制作、実寸、1号




次へ 戻る