海上で採餌するアジサシの群れ


 アジサシは春と秋に渡り途上の中継地として日本に立ち寄る旅鳥です。 採餌での群れ行動の役割は情報の伝達と共有に限られ、 魚の捕獲はその優れた飛翔能力により自由に行われています。 水中の魚を捕獲するのに十分な高度でのホバリング、最短時間で魚に達する 垂直に近いダイビング、魚と自身の重さを越えモーメントがゼロになる初期揚力を発生させる水面叩きによる離水、などが見所です。


2016年8月制作、1/4縮尺、1号




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