黄昏に集団塒へ帰るユリカモメの群れ


 冬の昼間、京都の鴨川で見られる休息・採餌するユリカモメは、夕方になると局所的に発生している上昇気流に乗って鳥柱を形成して集合し、 十分な位置エネルギーを確保した後、東山を越えて 10km ほど離れた琵琶湖の集団塒へ帰って行きます。 ユリカモメは中型で長腕の鳥ですが、 越冬地での生活移動では、雑然とした集団飛行をしています。 しかし、そこにも優れた飛行能力が垣間見られます。


2015年4月制作、1/4縮尺、1号




次へ 戻る