追い風に乗ってダイナミックソアリングで移動するアホウドリの群れ


 アホウドリは冬期には亜熱帯の無人島でコロニーを作って繁殖期を過ごし、夏期には小群に分かれて亜寒帯の海上へ移動し、非繁殖期を 避暑しています。 その移動には海上を吹く風を利用したダイナミックソアリングが用いられていると考えられます。 追い風に乗って移動するとき、 境界層の外縁での風速を 10m/s とすれば、アホウドリの帆翔が見られる 10m~20m の高度では 86km/h~107km/h の移動速度が得られるでしょう。


2016年2月制作、1/7縮尺、1号




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