カラスの群れがワシ・タカを追跡している光景は、テレビの映像などでもときどき見掛けます。 群れによる攻撃の方法や飛行の方法について関心があります。 また、攻撃に対する鳥間の意思疎通や指揮・統率の有無についても関心があります。
これに関して、インターネットで見られる トラックバックブログ 『私のデジタル写真眼』/2013年08月13日 オオタカ若が
カラスのモビングに会うが…が大変参考になります。 そこに載っている 断続撮影写真には 次のような要を得た説明がされています:
「ゾロゾロとオオタカの後ろにカラスが付き纏い♪ これが所謂モビングと言うやつですね。 mobbing…英語では職場での嫌がらせ的ニュアンスの言葉とも。 野鳥の世界では、
擬攻(撃)と言われる、下位の鳥が上位の鳥を集団で追い払おうとする行為で、良く見掛けるのが この画の様に 自分たちのテリトリーに侵入した天敵を集団の力で追い払うという
シーンですね。 攻撃して死に至らしめる、というものでは無くて、もう来ないで!早く出て行って!という感じです。 マ、嫌がらせには違いないが♪」、
「こうやって、結構積極的に近付いて…。 カラス達は次々と交代制で(笑)オオタカに仕掛けるんだけど、仕掛けると言ったってネ…ウッカリ突きかかるなんぞしたら大逆襲がある
のは判っているようで、直接触れるナンテ事は無さそうなんだよね…」、
「カアカア鳴きながら、進路妨害? というか、一方向へ誘導しているみたいにも見える。 オオタカも若様だからね~…カラス達も安心してモビングしているみたいだけどね。
オオタカの成鳥に対してモビングとなれば、カラス達の緊張度はもっと高いんじゃないのかな♪」・・・
2016年10月製作、縮尺1/4、1号