静止した対象物として、既存の鳥の彫刻 “ツバメのスラローム” を選びます。
3Dスキャナーは、東京 秋葉原 富士ソフト秋葉原ビル 10階 にある FabLabスタイルの“DMM.make AKIBA”に設備されている、Rexcan3 です。 このスキャナーは、微細な構造まで再現できますが、モノクロです。 3Dデータは stl形式で保存されているため、直接見ることはできませんが、 無料の可視化ソフト “meshmixer” をダウンロードして見ることができます。 3Dデータ+meshmixer のサイズ(132MB)が大きいため、 このホームページのサーバーから割り当てられているファイルホルダーの容量(20MB)では 1カットしか表示できません。
この3Dデータを DMM.make AKIBA に設備されている 3Dプリンターに入力して彫刻が完成します。
設備されている(無料で使用できる)3Dプリンターの許容サイズが小さいため、50%に縮尺しています。 この3Dプリンターは 熱溶解積層方式の
AFINIA です。 これまでにも知られ 注意されているように、縮尺サイズにすると、広げた翼や尾・伸ばした脚や長い嘴は 薄くなったり・細くなるので、
工作が難しくなり 注意が必要です。 この場合にも その兆候が見られます。
なお、静止した対象物として、剥製の鳥を選んでも、同様な行程が可能でしょう。 また、リバースエンジニアリングの手法を見習って、
既存の鳥の彫刻から、その修正や改良した物を制作することもできるでしょう。