垂直尾翼なしで方向を自由に変える技


  重心に関して旋回方向のモーメントを与える気流を作り出す。

   旋回加速度(=モーメント/慣性能率)が大きいほど 切れがよい。



  水平方向に広げた翼を旋回方向に傾ける。

  広げた尾を旋回方向に捻る。

  重心を旋回方向に偏らせる。
 (例: 旋回方向の足を横に伸ばす、頭を旋回方向に偏らせる。)

  左右の翼に作用する推力に差をつける。
 (例: 旋回方向と反対側の翼を大きく羽ばたく、迎角を大きくする。)

  水平尾翼だけによる左右方向への旋回に伴なう上下方向への旋回は、主翼を前後へ
 偏らせて消すことができる。



  鳥は、“主翼と尾翼の連携動作” によって、垂直尾翼がなくても、自由に方向を変える
 ことができる。

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