強風に向かって強行前進する シロカモメ



 風に向って前進するためには 風より速い飛行速度が必要。 揚力より推力が優先される。 抗力を下げることも重要。 推力を上げる方法には、羽ばたきの振幅や振動数をあげる、打ち下ろしと引き上げで迎角を変える、翼を流れに平行にして羽ばたく、打ち下ろし角度を大きくする などがある。 翼を下に凹に湾曲させた羽ばたきは これらの方法を総合的に取り入れるのに適切。 体を覆う厚い羽毛は、首の短いずんぐりした紡錘形を形成し、耐久力のある筋肉や内臓を保護し、引っ込めた足や反りの小さな翼と共に、流れの剥離を防ぎ 摩擦抵抗を減らし 雪をはじき流すのに適当。  (2005年9月制作、1/2縮尺、1号)



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