ウミスズメ の海上羽ばたき飛行



 海水に比べて密度の低い空気中では、大きく広げた初列風切羽および次列風切羽が 揚力および推力を作り出す。 水中では有利な短くて細い翼による 揚力や推力の不足は、羽ばたきの振動数や振幅を上げ、海面すれすれ飛行で得られる表面効果によって補われる。 表面効果の存在下では 翼を傾けることができないので、操舵は専ら足に頼らざるを得ない。 水面との接触を利用すれば 切れのよい操舵も可能に。  (2005年10月制作、実寸、1号)



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