ウミスズメ の水中羽ばたき飛行
ペンギンほどではないが、ずんぐりした紡錘形の胴と短くて細長い翼が特徴。 水中では負担のかかる初列風切羽はすぼめて後方へやり、次列風切羽が主役。 このため
次列風切羽の枚数は多い。 水中では重力と同程度の浮力が存在するため、迎角のない翼を羽ばたいて推力だけを出したり、迎角を負(正)にした翼を羽ばたいて負(正)の揚力を出して、潜水や浮上をする。 水の密度は空気に比べて1000倍近く大きいので、小さな振幅でゆっくり羽ばたけばよい。 水掻きのある足は推進には使われず、操舵専用。 (2002年8月制作、実寸、2号)
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