水面を疾走するカイツブリ

 カイツブリは小型の水鳥にもかかわらず、助走して飛び立つ。 潜水を得意とするので翼が小さく、翼を打ち下ろす筋力も然程強くないためか、 しかし、カイツブリの場合、 助走は、飛び立つことなく、水面を高速で駆けるためにも使われている。 首を前に突き出し、尾がほとんど無いために後ろへずれて見える脚の大きな弁足で水を蹴飛ばして 疾走する姿には、愛嬌がある。 
(2012年7月制作、実寸、1号)

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