ツバメの渡り
ツバメは体が小さく高速で飛行するため、渡りの観察は非常に難しくなります。
春には巣域へバラバラに帰って来ることや、秋にはアシ原に大群が集合して、急にいなくなる[大群で飛立つ
(天候の悪い夜に高空の雲の上へ消え去って行く)]ことなどが観察されていますが、渡り途上の飛行パターンや飛行方法に
ついての情報(写真、映像、観察記事など)は手に入りません。 また、鳥の負担に耐える荷重は 5%以下と言われていますが、
ツバメの体重は 18g ほどですから、1g 以下の発信機が開発されるまでは GPSトランスポンダによる観測もできないでしょう。
2006年8月制作、実寸、1号
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