○ 大集団塒へ向かう小集団ハクセキレイ

 「日中は離れて採餌しているが、夕方になると水田などの開けた場所に集まりはじめ、小集団でねぐらへ向かう。そして大木の枝や橋の下、 市街地の街路樹や看板などに多数集まって眠る。ときには1000羽以上集まることもある」(日本動物大百科4鳥類Ⅱ、平凡社、1997)。

 秋冬の非繁殖期、集団塒での鳥数は非常に多いものの、移動するときの群れの鳥数は少ないようです。 朝方、集団塒からほとんどばらばらに、 中には少し纏まって、塒立ちし、夕方には、小集団で(ムクドリのように大集団とはならずに)、中には、ばらばらに分散して、塒帰りしている とも言われています。 日中の採餌行動は、日常見掛けるように、広い範囲に分散して、ほとんど単独で行われていると推察されます。

2018年4月制作、1/2縮尺、1号






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