うねる波を駆け下りて飛び立つ オオミズナギドリ



 海上から飛び立つ場合、海面が穏やかなときは、羽ばたきながら助走して飛び立つ。 しかし、強風白波が立ち 助走が困難なときは、強風(~臨界速度)に向かって 浮き上がるように、また、風はそれほど強くないが うねりの波が大きいときは、うねりの波の頂きが来たとき 足蹴りや波の斜面を駆け下りて飛び立つ。 オオミズナギドリは 位置エネルギーの利用をよく心得た鳥である。  (2005年12月制作、1/2縮尺、1号)



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