水面から直接飛び立つ マガモ
助走せずに直接飛び立つ。 翼を後上から前下へ勢いよく打ち下ろして 翼を過ぎる最初の流れを作り出す。 初列風切羽は最大揚力の発生する迎角をとる。 翼を過ぎる初期流れを大きくするため、風上に向かい、全開した水掻きの足で水を下後方へ勢いよく蹴る.
日光東照宮陽明門の袖垣・回廊の外壁を飾る飛翔姿の鳥や渦・波・流れの透かし彫り(1646)を思い起こす。 それは四条遺跡の円墳から出土した飛翔姿の鳥の彫刻に始まり、高村光雲(1852~1934)の羽根や羽枝の繊細な表現に発展して行く日本の先駆的な鳥の彫刻の一里塚。 (2003年10月制作、1/2縮尺、2号)
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