木々の間をすり抜けて飛行する サシバ

 平地の密集した木立をすり抜けて飛行することは、鳥にとっては、障害物のある側壁の回廊を駆け抜けるようなもの!  常に羽ばたきながら(駆けながら)、障害物のある所では翼を一時的にすぼめて通り過ぎればよい。 すぼめた翼の打ち下ろし角度や 打ち下ろし速度を大きくすれば、推力を保持することも可能。 翼をすぼめることで減少した揚力による落下は、(尾を上に曲げて) 慣性を利用して、運動エネルギーを一エネルギーに変えれば、抑えられる。 上昇することも可能。 切れのよい操舵は、方向転換の モーメントが大きい、尾の上下動作や両翼端の抗力・推力の差によって可能。  (2011年11月制作、1/2縮尺、1号)

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