深みにいる魚を捕獲後 水中から飛び立つ ミサゴ
もっぱら魚を食するミサゴは、深みにいる魚を捕獲するときには、高い位置から急降下し、足を前方へ突き出して水中に飛び込む。
魚を捕まえると、広げた尾を上に払って頭の向きを変え、半たたみにした初列風切羽を上に挙げて水の抵抗を抑え、浮力や水の戻り流れ
を利用して上昇する。 翼が水面から出る直前に、長い腕を強力に打ち下ろして、水面近くの水を下後方へ押し出し(水面叩き)、その
反作用で離水する。 同時に、魚を掴んだ足を前上から勢いよく振り下ろし、足蹴りに相当する効果も利用している。
(2011年9月制作、1/2縮尺、1号)
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